みなさんこんにちは
ヘルワ生のあさこ&エルです
気が付けば、5/29の発表会まであと3週間!
今回は、我らが落合ユミ先生がベリーダンスと出会ってから20周年となる記念公演です。
レッスンやリハーサルで先生とは毎日顔を合わせているヘルワっ子も多いと思いますが、改めて、公演にかける想いなどをユミ先生に聞いてみました!
――今回の20周年公演&ヘルワ発表会のタイトル「BadiiuZamaan その時代の一番美しいもの」についてお聞きします。ここ数年のタイトルって「春の祭」とか「Desert Journey」とか、比較的情景が目に浮かぶようなものが多かったと思うんです。それに比べると今回は抽象度がかなり高いように感じます。先生のどのような思いが込められているのでしょうか。
ユミ: ダンサーとしての20年を振り返ってみると、「その時々できらめいていたな」という思いがあるのね。今回久しぶりに、ゲストのChisakoさん、momoiとアイニー3で踊るんだけど、まだみんな若手だったアイニー時代、自分のスタジオは持っていなくてもキラキラと夢を描いて活動してた。そんな時のことを思い出して、あの頃のきらめきをもう一度、そしてこれからもそうありたいという思いで、「その時代の一番美しいもの」というタイトルをつけました。
きっかけになったことはもうひとつあって、ブログにも書いたんですけど、私がものすごく大好きだった女優さんが、先月亡くなったのね。
――劇団ロマンチカの横町慶子さんですよね。ブログ、読みました。
ユミ: 私、彼女が大好きで、ロマンチカもずっと追っかけていたの。ダンスを始める前、演劇をやっていた時にはロマンチカに入りたいと思ったこともあるぐらい。横町さん、実はヘルワの初期の頃、桜丘でレッスンしていた時に来られていたこともあったんです。
ロマンチカはアート系できれいな女性がいっぱいいる劇団で、その中でも横町さんは看板女優として一時代を築いた方だと思う。もう本当に眩しくて。だからこそ、彼女が亡くなった時、ブログやFacebookのコメントでみんな「一つの時代が終わった」って言ってた。たまたまだけど、そんな大好きな彼女のことも頭に浮かんで、「その時代の一番美しいもの」っていうこの公演のタイトルがリンクした気がしたんです。
――なるほど。ところで、今回の「20周年」というのは、いつから数えての20周年なんでしょうか?プロのダンサーとして活動を始めてからですか?
ユミ: オリエンタルダンスと出会い、その門を叩いてからの20周年です。19~21歳くらいの間は演劇をやっていたんだけど、「やっぱり踊りたいんだ、私」って気づいてから劇団をやめたのね。その後しばらく進む道を模索していた時期に、最初のスタジオの体験レッスンを受けたんです。それが1996年のことでした。
1年でイントラになって、初めて人前でソロを踊ったのは自分の結婚披露宴!(1999年6月)。で、2ヶ月後の8月に、佐渡ヶ島で開催された「アース・セレブレーション」ていうイベントで一般募集の枠に応募して踊ったんだよね。灼熱の駐車場で、脱水症状で唇真っ青になりながら(笑)。
――そんなことがあったんですね!そのあたりの詳しいお話は続く記事でゆっくり語っていただきますが、改めて、20周年という区切りを迎えた今の気持ちを聞かせて下さい。
ユミ: 私がダンスを始めた頃と比べて、今は踊る人も増えたし、裾野も広がって、業界にもいろいろなことがあります。でも、そういうことを全部白紙に戻して、一番最初に演劇を志したり、舞台にときめいていた頃のことを思い出して、今は一度、落合ユミという「個に立ち返りたい」という思いが強いんですね。
日本のオリエンタルダンサーって、「スタジオを持って、先生をやりながら、生徒さんをどこに出して……」みたいな、どうしても商業ベースで考えてしまいがちなところがあるよね。私も去年までは「スタジオを維持しなくちゃ」ということが大きく頭にあって、自分のことが少しおざなりになっていたところもあったので、今はダンサーとして「個」に戻って、そこからのステージ作りをしたいなと思ってます。
――ヘルワ生みんなでそんな先生についていきます!ぞろぞろと……。
ユミ: あはは(笑)みんなも踊れるようになってきたし、いろいろできるかなーと思ってますよ。
(つづく……次回はユミ先生が伊那子先生に出会うまで!)
ヘルワ生のあさこ&エルです
気が付けば、5/29の発表会まであと3週間!
今回は、我らが落合ユミ先生がベリーダンスと出会ってから20周年となる記念公演です。
レッスンやリハーサルで先生とは毎日顔を合わせているヘルワっ子も多いと思いますが、改めて、公演にかける想いなどをユミ先生に聞いてみました!
――今回の20周年公演&ヘルワ発表会のタイトル「BadiiuZamaan その時代の一番美しいもの」についてお聞きします。ここ数年のタイトルって「春の祭」とか「Desert Journey」とか、比較的情景が目に浮かぶようなものが多かったと思うんです。それに比べると今回は抽象度がかなり高いように感じます。先生のどのような思いが込められているのでしょうか。
ユミ: ダンサーとしての20年を振り返ってみると、「その時々できらめいていたな」という思いがあるのね。今回久しぶりに、ゲストのChisakoさん、momoiとアイニー3で踊るんだけど、まだみんな若手だったアイニー時代、自分のスタジオは持っていなくてもキラキラと夢を描いて活動してた。そんな時のことを思い出して、あの頃のきらめきをもう一度、そしてこれからもそうありたいという思いで、「その時代の一番美しいもの」というタイトルをつけました。
きっかけになったことはもうひとつあって、ブログにも書いたんですけど、私がものすごく大好きだった女優さんが、先月亡くなったのね。
――劇団ロマンチカの横町慶子さんですよね。ブログ、読みました。
ユミ: 私、彼女が大好きで、ロマンチカもずっと追っかけていたの。ダンスを始める前、演劇をやっていた時にはロマンチカに入りたいと思ったこともあるぐらい。横町さん、実はヘルワの初期の頃、桜丘でレッスンしていた時に来られていたこともあったんです。
ロマンチカはアート系できれいな女性がいっぱいいる劇団で、その中でも横町さんは看板女優として一時代を築いた方だと思う。もう本当に眩しくて。だからこそ、彼女が亡くなった時、ブログやFacebookのコメントでみんな「一つの時代が終わった」って言ってた。たまたまだけど、そんな大好きな彼女のことも頭に浮かんで、「その時代の一番美しいもの」っていうこの公演のタイトルがリンクした気がしたんです。
――なるほど。ところで、今回の「20周年」というのは、いつから数えての20周年なんでしょうか?プロのダンサーとして活動を始めてからですか?
ユミ: オリエンタルダンスと出会い、その門を叩いてからの20周年です。19~21歳くらいの間は演劇をやっていたんだけど、「やっぱり踊りたいんだ、私」って気づいてから劇団をやめたのね。その後しばらく進む道を模索していた時期に、最初のスタジオの体験レッスンを受けたんです。それが1996年のことでした。
1年でイントラになって、初めて人前でソロを踊ったのは自分の結婚披露宴!(1999年6月)。で、2ヶ月後の8月に、佐渡ヶ島で開催された「アース・セレブレーション」ていうイベントで一般募集の枠に応募して踊ったんだよね。灼熱の駐車場で、脱水症状で唇真っ青になりながら(笑)。
――そんなことがあったんですね!そのあたりの詳しいお話は続く記事でゆっくり語っていただきますが、改めて、20周年という区切りを迎えた今の気持ちを聞かせて下さい。
ユミ: 私がダンスを始めた頃と比べて、今は踊る人も増えたし、裾野も広がって、業界にもいろいろなことがあります。でも、そういうことを全部白紙に戻して、一番最初に演劇を志したり、舞台にときめいていた頃のことを思い出して、今は一度、落合ユミという「個に立ち返りたい」という思いが強いんですね。
日本のオリエンタルダンサーって、「スタジオを持って、先生をやりながら、生徒さんをどこに出して……」みたいな、どうしても商業ベースで考えてしまいがちなところがあるよね。私も去年までは「スタジオを維持しなくちゃ」ということが大きく頭にあって、自分のことが少しおざなりになっていたところもあったので、今はダンサーとして「個」に戻って、そこからのステージ作りをしたいなと思ってます。
――ヘルワ生みんなでそんな先生についていきます!ぞろぞろと……。
ユミ: あはは(笑)みんなも踊れるようになってきたし、いろいろできるかなーと思ってますよ。
(つづく……次回はユミ先生が伊那子先生に出会うまで!)
落合ユミ20周年記念公演&ヘルワ発表会
"Badiiu Zamaan その時代の一番美しいもの"
Special Guest:momoi Chisako
日程:2016年5月29日(日)
時間:開場 17:30/開演18:00
会場:渋谷区文化総合センター大和田 6階 伝承ホール
渋谷駅徒歩5分 渋谷区桜ヶ丘町23-21
前売り:3,000円/当日:4,000円 自由席 (先着順)
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